こんにちは、刈谷です♪

生活する上で人との距離感と力加減ってとっても大切ですよね!
やまとに来ているお子さんも実際、距離感や力加減を課題としてるお子さんもいます。

そこで今回は簡単に距離感と力加減のお話しと、遊びの関係性についてお話したいと思います

★固有受容覚★
これは力加減をするのにとっても必要な感覚です!
この、固有受容覚が統合していないと…
*「ねえねえ」と人をトントンする力が異常に強く、怖がられてしまう子
*筆圧が安定しない子
*ボールを投げる時に「この距離ならこれくらいの力で投げたら相手に届くかな?」の調節が難しく、全く届かなかったり、逆にものすごく強くて怖がられてしまう
*声の強弱が難しく、場にあった音量調節が出来ない
など…簡単に言うとこんな感じのお困り感が出てきます。

☆前庭覚☆
これは空間認知いわゆる人との距離感を掴む為に大切な感覚です!
人との距離感を上手に取れない子は前庭覚がまだ統合出来ていません!
ここの感覚が統合していないと…
*人との距離感はもちろん、やたら人にぶつかる子もです!
車を運転している方、車線変更する時に前の車、後ろの車の車間距離をみて「この距離なら入れるな〜」と思い車線変更しますよね?これは前庭覚の感覚統合がしっかり出来ているので目で見ただの「大体」で安全かどうかがわかるんです!
子ども達だと、「前へ倣え!」と言われた時に感覚が統合していると上手に出来ます。

感覚統合は遊びで統合します!どんな遊びすれば??
○前庭覚は主にスピードと回転を感じる遊び
→ブランコや、回転ジャングルジム
○固有受容覚は主にぎゅっと力の入る遊び!
→簡単に言うと「飛ぶ!!!」たくさん飛びます!※飛んだ瞬間に身体がぎゅっとなる時に感覚に刺激が沢山入ります

また、感覚統合すると0~100になります。例えば力が弱い子は急に力加減のスイッチが強に変わります。ここで一旦全ての力レベル100を出し切ります。ここで100を学ぶとだんだんレベルを落としていき、普段生活するのにはどのレベルで過ごした方がいいのかという間のレベルを学んでいきます。これは声の強弱も一緒で0の子が100を出している時は「耳が痛いよ〜!」ってくらい大きな声でお話してくれます。でも、わざとでは無く、発達、感覚統合の大切な途中段階なんです。100を出している時期はとても大変ですが、色々な遊びを通してできる事が増えるよう支援していきます★

「出来た!」「やったあ」「楽しい★」を沢山見つけられますように…♪